本を既にいくつか読んでいたのですが、感想を書く機会を逃し続けていたので、また再開していきます。今回は『休養学』という本についてです。
1. 休養には「攻めの休養」と「守りの休養」がある
休養といえば「寝て何もしない方がいい」と思われがちですが、本書によれば、それだけでは50%の回復しか得られないとのことです。そのため、残りの回復を補うために、活力をつける「攻めの休養」が必要だと述べられています。
これは私自身も体験済みです。寝ているだけだと翌週の仕事に対して無気力になりがちですが、休みの日に少しだけ体を動かすと気分よく過ごせるようになります。この考えには非常に共感しました。
2. 食事はバランス良く
「食事のバランスを良くする」という話はよく聞きますが、本書を読んでその理由を初めて深く理解しました。簡単に言うと、疲労回復に必要な栄養素を摂っても、それを血液中で運ぶためには他の栄養素も必要だということです。
私自身、炭水化物に偏りがちな食生活には気を付けたいと思います。ただ、好き嫌いがあるとバランスを取るのは難しいと感じるので、栄養補助食品などで工夫して補う必要があるかもしれませんね。
3. 休養の取り方は組み合わせ次第で効果倍増
本書では、休養のモデルが7つ紹介されています。それぞれを組み合わせることで、さらに疲労回復の効果が高まるとのことでした。
例えばゲーム開発に関連する活動であれば、ゲームイベントに参加して他の人と交流することで、「移動」と「交流」を掛け合わせた休養になりますね。イベントに参加した後は確かに疲れるものの、翌日には気分よく過ごせているのは、この影響なのかもしれません。
こんな感じにまとめてみましたが、休養にもいろいろな種類があるということを学べました。休むのが少し苦手な私ですが、この本を参考にしながら取り組んでいきたいと思います。